【裁判】ALS患者への「嘱託殺人」事件　医師の大久保被告側が控訴　懲役18年の1審判決を不服として

大久保愉一被告の弁護人が18日付けで控訴しました。

医師の大久保愉一被告（45）は2019年、元医師の山本直樹被告（46）と共謀し、難病・ALS患者の林優里さん（当時51）の依頼を受けて薬物を投与して殺害した嘱託殺人の罪などあわせて3つの罪に問われていました。（殺人、嘱託殺人、有印公文書偽造）

3月5日の判決で、京都地裁は、林さんに対する嘱託殺人について、「わずか15分程度の面会で軽々しく殺害している」「被害者のためを思って犯行に及んだものとは考え難く、利益を求めた犯行であった」と指摘。

また、大久保被告が否認していた、山本被告の父親に対する殺人罪なども認定し、「生命軽視の姿勢は顕著」として大久保被告に懲役18年を言い渡しました。

京都地裁によると、大久保被告の弁護人は判決を不服として18日付で控訴したことがわかりました。

裁判で大久保被告は林さんの殺害の事実自体は認めたものの

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https://www.fnn.jp/articles/-/672729

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